Fate/strange Fakeは、
これまでのFateシリーズとは少し違う雰囲気を持った作品だ。
物語の舞台は日本ではなく、アメリカのスノーフィールド。
そしてそこで行われるのは、“偽物の聖杯戦争”。
この時点で、すでに普通のFateとは違う空気を感じる。
原作はライトノベル作家の
成田良悟。
『バッカーノ!』や『デュラララ!!』で知られる作家だけあって、
群像劇としての面白さがかなり強い作品になっている。
偽物の聖杯戦争という設定
通常の聖杯戦争では、
- 7人のマスター
- 7騎のサーヴァント
が召喚される。
しかし『Fate/strange Fake』では、
そのシステムがどこか歪んでいる。
本来存在しないはずのクラス、
複数の陣営、
さらに正体不明のサーヴァントまで現れる。
つまりこの戦争は、
最初からルールが壊れている。
このカオスな状況が、
物語を一気に面白くしているポイントだと思う。
キャラクターの濃さが異常
この作品の魅力は、
とにかくキャラクターが濃いこと。
主人公的な立場のキャラもいれば、
明らかに危険な思想を持つ人物もいる。
しかも誰が主役なのか、
一言では決められない。
それぞれの陣営が独自の目的で動いていて、
その思惑が少しずつぶつかり合っていく。
このあたりはまさに
成田作品らしい群像劇の面白さだと思う。
サーヴァントのスケールが大きい
Fateシリーズといえば英霊の戦いだけど、
『Fate/strange Fake』はその中でもかなり派手。
登場するサーヴァントの能力や存在感が
とにかく規格外。
「こんな英霊まで出てくるのか」と
驚かされることも多い。
しかも戦闘だけではなく、
キャラクター同士の駆け引きも多く、
戦争というより巨大な物語の衝突に近い印象だった。
これまでのFateと違う面白さ
『Fate/stay night』や『Fate/Zero』は、
ある意味で“聖杯戦争の王道”だった。
しかし『Fate/strange Fake』は
そこから少し外れた位置にある。
- ルールが崩れた聖杯戦争
- 群像劇スタイルの物語
- 予測不能な展開
この要素のおかげで、
「次に何が起きるのか分からない」
というワクワク感がある。
今後の展開がかなり気になる作品
まだ物語は完全には終わっていないけれど、
すでに感じるのは
Fateシリーズの中でもかなり異色の作品
ということ。
聖杯戦争のルールが崩れたとき、
英霊とマスターたちはどう戦うのか。
その答えを見届けるのが
これからの楽しみだと思う。

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